「ねぇ、いったいいつになったら満足してくれるんだ。君はそのままで充分キレイだよ。なのにメディアに踊らされて、更にスリムボディになろうとしてる。ダイエットで食事制限をするのは苦手だからって…。身体から出せばいいってモンじゃないだろう。一年に一巻きしかできない僕の年輪も、君にかかればたったの一秒で水の中。出し惜しみをするわけじゃないんだよ。だけどもう少し、ゆっくりお互いのことを考える時間も必要だと思わないか?」「悪いけど、あと2kgおとすまでは、たびたび座らせてもらうわよ。どうでもいいけど泣かないでよ! ペーパーが破れるじゃないの!」ブチッ!
【作】 山田 千恵 京都精華大学芸術学部 マンガ専攻3年
【評】 ヨシトミヤスオ 京都精華大学芸術学部・ 教授