今年の夏休み、私はずっとおじいちゃんの田舎で過ごしました。おじいちゃんの畑は発電ヒマワリを栽培しています。毎日毎日観察していると、その蓄電量にとても波があることがわかりました。電池になる種も、大きいのや小さいのがあってバラバラです。おじいちゃんにどうしてなのか聞いてみると、「街にいるときれいに揃った電池しか見ないから不思議だろうけど、自然というのはそういうものなんだ。発電ヒマワリが持ってる生命力と太陽だけで作ってるんだから。小さい種電池はうちで使うから大丈夫だよ」と答えてくれました。それを聞いて、私はもっともっと電気を大事にしようと思いました。おわり。
【作】 太田朝子 京都精華大学芸術学部 マンガ学科カートゥーン・マンガコース4年生
【評】 ヨシトミヤスオ 京都精華大学芸術学部・ 教授