やれやれ。まだ私のひいおじいちゃんの時代に手ェうっとけばこんなことにならへんかったのに。えらい地球も汚れてしもて、今さら私らがどうしたところで、どうせ地球はあかんようになるんやろな。そのころは、私もこのお墓の中やろからかまへんけど。そんなん昔の人のせいで私らの責任ちゃうし、ほんま。せめて1900年代の うちに1人1人気ィつけられへんかったんやろか。それとも私らの孫の時代にはなんとかなってるんやろか…。
【作】 尾関明日香 京都精華大学大学院 1回生
【評】 ヨシトミヤスオ 京都精華大学芸術学部・ 教授