ど~してコックの採用試験が浜辺であるのかと思ったら、なるほど、こういうことね。すっごいヒューマンなコンロだこと…。すいません、お願いしまっす。うわ~、みごとに真っ赤っかな背中。じゃあ、フライパンのせま~す。おお!熱くなってきたよ。そこへ油をひいて…玉子を落とすと…おお!焼けてるよ。って、いちいち感心してる場合じゃないな。早く作んなきゃ。しかし、太陽熱ってすばらしいよね。うちの庭でバーベキューする時も、次からこの方法でいくかな。さて、いい具合に半熟になったところで塩・コショーで…完成っと!できました~!…え?違うって何が?レストランのコンロはこっちの台の?この人は…観光の方?あら~失礼しました。私…不採用?ですよね~。ははは。
【作】 吉川 貴子 京都精華大学芸術学部 マンガ学科カートゥーン・マンガコース4年生
【評】 ヨシトミヤスオ 京都精華大学芸術学部・ 教授