1996年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 「新説・北風と太陽」

今や童話の世界も、甘さ控えめ・激辛時代。

北風「どうだい、太陽。今度は俺も協力するから、何分であの人間が倒れるか賭けないか?まず俺様がこうしてフロンが入った風でオゾンを壊して…。」太陽「そうですね。人間にもそろそろおしおきが必要ですものね。じゃあそのオゾンホールから私が照りつけましょう。」旅人「うわっ。また紫外線がきつくなった。気温はどんどん上がるのに、これじゃ皮膚ガンが恐くていつまでたっても服が脱げないじゃないか。もう勘弁してくれ~!!」

【作】
中川 星

京都精華大学芸術学部
マンガ専攻3年

自由に自分のイメージを表現できるところが私にとってのマンガの魅力。環境問題は、いかに暗くならにように描くかというところが一番難しいですね。

【評】
ヨシトミヤスオ

京都精華大学芸術学部・
教授

「北風と太陽」の話をオゾンホールに結びつけた発想はヒットだゾ。今までアイデアに悩んでいたからこの作品は今後のきっかけになってほしいナ。
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年
2004年 2003年 2002年 2001年 2000年
1999年 1998年 1997年 1996年 1995年